技術的なこと
作成の大まかな工程については下記の通りです。
セルロースは27回を基本に調整等を入れて行います。
ハンドメイドの工程
テンプレート
バルサ転写
バルサカット
ウエイト位置転写
ワイヤー作成
ワイヤー溝削り
張り合わせ
バルサ削り出し
ディッピング7回 下地
ヤスリがけ
アルミ張りボディ
顔アルミ張り
ディッピング20回以上
ヤスリがけ
ディッピングと塗装(他に目玉とヒレなどの塗装)
仮リップ付け
スイムテスト
リップ付け
フィールドテスト
完成
バルサ素材について
ソフト〜スタンダード〜ハードを動きなどに分けて使っています。(ソフト〜スタンダード〜ハードと比重と固さで3段階あります。)
計量し、比重をそろえています。2枚の張り合わせではなく、4枚にしてウエイトを確実に中心にいれるようにしています。
例えば、フローティングはスタンダードなものを使用し、(スローフローティング等を作りたい場合はハードタイプも使います。)
シンキングなどはハードタイプ。動きを出したい場合等にソフトも使用します。
どのようなルアーにしたいか、動きの質が変わるので釣場でテストしながら選択しています。
アルミホイルの種類
ニッパクホイルを使用。顔はキッチンテープ等の分厚いものを使用しています。箔も使います。
ワイヤーについて
通常より太めのものを使用しています。大物対策にもなこととボディの一番下に配置し、バランスをとるウエイトの役割もしています。
フックについて
ST−36BCで計測していますが他のフックでも使ってみてください。黒針が基本的にはいいと思います。
動きは変わってくると思いますが、状況等によりいい結果になる場合もあるかもしれませんので試してからご使用ください。
リップについて
基板リップは削れるため、ハードな使用で削れてしまうこともあると思います。底石にジャークでぶつけたりしていると折れるよりは取り付け部が先にやられてきます。動きが不自然になってきた場合はリップの付け根を御確認ください。ぐらつきなどがあれば、すぐに使用を止めてこちらまでお送りください。交換や修理には送料のご負担のみで対応させていただきます。
(基盤リップでもリップ付け根を強化し、取り付け部は折れないようになりました。旧モデルは上記の通り )
ヒレについて
塗装時にシールで貼付けていますのでフックや魚の歯でダメージを受け易いです。色が抜けて透明になってきます。しかしボディにまでは影響しませんので使用には問題ありません。